プロフェッショナル 感染症スペシャリスト、笠原敬教授ってどんな先生?

7月28日に NHK で放送される「プロフェッショナル 仕事の流儀」に、感染症専門医 笠原敬さんがご出演されます。

番組内容は、次のとおりです。

新型コロナウィルスとの闘いの最前線となった大学病院で、何が起きていたのか?
次々に搬送されてくる患者たち…そこは戦場だった。
「記録に残したい」という病院の意向もあり、ディレクターが2か月にわたって常駐し、小型カメラで撮影した。
陣頭指揮を執っていたのは、感染症のスペシャリスト・笠原敬。
日々摩耗していく現場にあって、笠原は常にひとつ先の景色を見ていた。
未知のウィルスに立ち向かう医療従事者たちの記録。

番組の主役となる、笠原敬先生の経歴、人物像について、ご紹介したいと思います。

スポンサードリンク

笠原敬さんの経歴プロフィール

職業:奈良県立医科大学感染症センター病院教授
出身地:奈良県橿原市

1999年奈良県立医科大学卒業。
第二内科入局後、大学院に進学し、肺炎球菌感染症の分子疫学研究で博士号を取得。
卒業後、同大学感染症センターの設立に尽力すると同時に日本感染症教育研究会の世話人として活躍。
2009年にはペンシルバニア大学にて感染症医であり微生物検査室ディレクターのエーデルスタイン氏に師事し、2015年より現職。

著書『みるトレ 感染症』より

指導医、笠原敬先生の考え方は?

地元の奈良県立医科大学に進み、奈良県立医科大学附属病院で初期研修を受け、その後大学院に進み卒業後入局し、現在は感染症センターにて勤務されています。

笠原教授のお父様も奈良県立医科大学の OBとのことです。
ご本人自ら、2013年のインタビューで「純粋培養」キャリアと評しています。

地域に根ざして継続的に仕事をする時に、地域での経験や人脈が役に立つこともあるので、
地元に居ながら、大学病院に来る様々な経歴をもった医師たちと混ざりあって、学びをうけているそうです。

大学病院には、優れた「臨床医」と優れた「研究医」の2種類の医師が必要と言われています。
一人で優れた「臨床医」と「研究医」という場合もあれば、優れた「臨床医」と優れた「研究医」が協力するという場合もあります。

どちらかを天秤にかけて、両立が困難であるかのように考えるのは間違っており、
「臨床」と「研究」は互いに切磋琢磨すべきものと、考えているそうです。

優れた「臨床」が無ければ優れた「研究」は生まれない。
優れた「研究」が無ければ優れた「臨床」は生まれない。

これはどういうことかと言うと、「臨床医」が行っている「治療方法」は、最初から「治療方法」であったわけではなく、最初は異端と思われていたような「やり方」が研究を積み重ねることで「治療方法」となることを言っています。

「臨床」と「研究」、どちらかに偏った考えのもとに行動するのではなく、どちらも大事にして、医療技術を進化させていこうと考えられているのではないかと思います。

さらに、大学病院の指導医として心がけていることとして、
・とにかく病歴にこだわること
・他人の言うことを鵜呑みにせず、必ず自分で見聞きした情報で判断する癖を身に付けること
・電子カルテの操作時にコピー&ペーストを使用しないこと

としています。
大学病院は、他の病院から紹介されて来られる患者さんが多いため、初診から携わることが少ないようです。
そのため、「思い込み」による誤診が発生しないように気を配っているのだと思います。

スポンサードリンク

笠原敬先生が勤務されている「奈良県立医科大学」とは?

1945年4月 奈良県立医学専門学校附属病院として開設され、1947年7月 奈良県立医科大学附属病院に名称変更されました。
奈良県下で唯一の医学部であり、基幹病院となっています。

大阪帝国大学を卒業した手塚治虫氏が、奈良県立医科大学の研究生となり、1961年に医学博士を取得したことでも有名です。

感染症センターは、2003年に新設された新しい診療科です。
AIDSをはじめ、輸入感染症や新興・再興感染症まで、すべての感染症に対応できるそうです。
ホームページによると、笠原先生を含めて11名の先生が勤務されています。

今回のテレビ放送「プロフェッショナル 仕事の流儀」でも、「記録に残したい」という病院の意向があったそうです。

現在の状況は、平常時とは違い混乱もあるかと思いますが、将来的な視点からいずれ検証しておくべきものと推測され、勇気のある決断だと思われます。

スポンサードリンク

まとめ

笠原敬先生は、奈良県立医科大学感染症センター病院教授として勤務されています。
大学病院の指導医として心がけていることとして、
・とにかく病歴にこだわること
・他人の言うことを鵜呑みにせず、必ず自分で見聞きした情報で判断する癖を身に付けること
・電子カルテの操作時にコピー&ペーストを使用しないこと
を挙げており、正しく患者さんに向き合っています。

困難に立ち向かい、医療技術を進化させていく姿勢を応援せずにはいられません。

スポンサーリンク







シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする