注目キーワード
  1. 話題
  2. 人気
  3. 調査

羽生善治九段、2年ぶりタイトル復活なるか?勝てなくなった背景・理由は?

こんにちは。

将棋の羽生善治九段が、タイトル戦出場を決めたことが記事化されています。

 

羽生善治九段、2年ぶりにタイトル100期へ挑戦決定!

豊島将之竜王と七番勝負へ/将棋・竜王戦挑決三番勝負

 

将棋の竜王戦挑戦者決定三番勝負の最終局となる第3局が9月19日に行われ、

羽生善治九段(49)が丸山忠久九段(50)に勝利、

豊島将之竜王(30)への挑戦権を獲得した。

 

羽生九段がタイトル戦に出場するのは、2018年度の竜王戦七番勝負以来。

あと1勝まで迫りながら達成できなかった大記録、

タイトル通算100期の達成に向けて、2年ぶりに大舞台に立つ。

引用元:Yahooニュース

 

羽生さんと言えば、常に王者という印象があったのですが、

2年ぶりのタイトル挑戦となるようです。

 

今回は、羽生さんの2年ぶりのタイトル戦出場の背景、理由について調べてみました。

 

羽生善治九段、経歴プロフィール

 

名前:羽生善治

生年月日:1970年9月27日

プロ入り年月日:1985年12月18日(15歳)

出身地:埼玉県所沢市

【戦績 2020年9月19日現在】

タイトル獲得合計:99期(歴代1位)

一般棋戦優勝回数:45回(歴代1位)

 

永世竜王、十九世名人、永世王位、名誉王座、永世棋王、永世王将、永世棋聖の

称号資格保持者、および名誉NHK杯選手権者の称号保持者。

 

【タイトル履歴】

・竜王

7期(第2期-1989年度・5期・7~8期・14~15期・30期)

-永世竜王(就位は原則引退後)

 

・名人

9期(第52期-1994年~54期・61期・66~68期・72~73期)

-十九世名人(襲位は原則引退後)

 

・王位

18期(第34期-1993年度~42期・45期~47期・52~57期)

-永世王位(就位は原則引退後)

 

・王座

24期(第40期-1992年度~58期・60~64期)

-名誉王座(就位は原則引退後)

 

・棋王

13期(第16期-1990年度~27期・30期)

-永世棋王(就位は原則引退後)

 

・王将

12期(第45期-1995年度~50期・52期・54期~58期)

-永世王将(就位は原則引退後)

 

・棋聖

16期(第62期-1993年度前期~66期・71期・79~88期)

-永世棋聖(就位は原則引退後)

 

素晴らしい実績ですが、

2018年の竜王戦で敗れ無冠となっていました。

 

近年の対局状況は?

 

年度別成績

2020年 15勝9敗 (62%)

2019年  31勝20敗 (60%)

2018年 28勝22敗 (56%)

引用元:shogidata

無冠となった2018年の勝率が56%。

近年は60%台で推移しています。

 

しかし、四冠復帰した2014年の成績

2014年 44勝17敗 (72%)

と比較すると、近年はデータ上も、

成績下降しているようです。

 

この原因は何なのでしょう?

 

2年ぶりタイトル挑戦の理由は?成績下降の原因は?

 

現代将棋にきちんと対応できていない。

どんどん変わる戦術に巧くマッチできていないところは、

間違いなくあります。

AI(人工知能)の影響を強く受けた新たな戦術をつかみきれていない。

その根本にある発想や考え方を理解することが、簡単にはいかないんです

 

以前よりも難易度の高い局面が増えているんです。

全体のレベルが上がっていることと、

難しい局面が増えて対局者にミスが増え、

さらに難しくなっていることもあります

 

引用元:超越の棋士 羽生善治との対話(講談社)

 

AIテクノロジーの発展により、

それを上手く活用できている若手棋士と、

羽生さん世代のギャップが生まれているのかもしれません。

 

しかし、かつて言われていた「AIへの対応力」の世代間差は、

だんだん無くなりつつあると見られているようです。

 

そうなると、新生・羽生善治さんの活躍が、

再来するかもしれませんね。

 

藤井聡太八段とどちらが強い?

 

羽生善治九段と藤井聡太八段は、

これまでに2回対戦があり、どちらも藤井八段が勝っているそうです。

(2020年9月現在)

 

将棋の世界は、一般的に40代後半となると、

成績下降してしまう世界のようです。

頭脳勝負という意味では、年齢の影響をうけるのでしょうね。

 

ちなみに、羽生善治さんの全盛期と、

藤井聡太さんの明確な比較は出来ないようです。

 

データ解析では、藤井聡太さんのほうが優秀と言われているようです。

これは、最多連勝記録の29連勝を達成したことによるものと思われます。

 

谷川浩司九段(58)のコメントとしては、

2020年6月に、以下のようなものがありました。

 

私が17歳のときと比べると……。

野球に例えるなら、ストレートの速さでは、いい勝負になる。

でも、球種と制球力では、藤井七段にまったく敵いません。

 

彼は、この半年くらいで、急な勝負の流れを、緩やかに戻す、

“ギアチェンジ” を身に付けました。

これは、羽生さん(善治九段)が10代後半のころでも、

持っていなかった力です。

 

まとめ

 

将棋の羽生善治九段が、2年ぶりにタイトル戦出場の

背景、理由を調べてみました。

 

タイトル戦となる竜王戦は、

10月9日からはじまり、12月17日までの

七番勝負が予定されています。

 

羽生善治さんの活躍に期待しましょう。

最後までお読みいただきましてありがとうございました。

スポンサードリンク