こんにちは。
10月20日(火) 22時30分~、
NHK プロフェッショナル仕事の流儀
「非行の根っこに寄り添う~少年育成指導官・堀井智帆~」
が放送されます。
【番組内容】
出演:福岡県警本部少年育成指導官…堀井智帆
暴走行為や窃盗、援助交際など
問題行動を起こす非行少年に寄り添い、
2000人以上の立ち直りを支援してきた
少年育成指導官・堀井智帆(43)に密着。
暴走行為や窃盗、家出、薬物乱用、援助交際…。
思春期の少年少女が起こすさまざまな問題行動。
彼らを逮捕するのではなく、立ち直りを支援する
「警察職員」がいることはほとんど知られていない。
大人を拒絶する少年少女たちの心を開き、更生へと導く知られざる
「少年育成指導官」の仕事に密着。
なぜ子どもたちは非行に走り、
どうすれば立ち直らせることができるのか。
非行の根っこにあった、子どもたちの「声なきSOS]の正体とは
堀井さんは、子供たちの問題行動の原因に、
寄り添ってこられたそうです。
どんなことが原因となっているのか?
調べてみました。
堀井智帆さん、経歴プロフィール
西南女学院大学 保健福祉学部福祉学科卒業
大学卒業後は、社会福祉士として児童養護施設で、
虐待などで保護された子供達に関わっていたそうです。
その後、家庭にいる子供たちに関わりたいという思いから、
福岡県警察の専門職員である「少年育成指導官」に転職されました。
現在は、福岡県警察本部少年課の相談機関である、
北九州少年サポートセンターで係長・少年育成指導官として勤務しています。
相談業務や立ち直り支援を通じて、思春期の問題行動を抱えた
子供たちや、その家族と日々関わっているそうです。
また、各地で講演を行い、子供たちとの向き合い方を、
話されているそうです。
子供は問題行動をなぜ起こすのか?調査
堀井さんによると、
「なぜこの子が、その問題行動を起こさなければならなかったのか。」
という、背景に目を向けて子供たちと関わっていくそうです。
子供の問題行動の要因として、
「友人」「学校」「環境」がよく挙げられます。
それらは一つの「きっかけ」にはなっていますが、
「原因」ではないとのことです。
「原因」に気付かなければ、本当に必要な対策や
ケアをすることが出来ないと話されています。
堀井さんによると、「原因」を探るために、
その子が、どんな環境で育ち、どんな体験を重ねた子なのか?
子育て以外でも、保護者がこれまでどんな問題を抱えていたのか?
注意深く探っていくそうです。
経済的問題や夫婦間の問題、嫁姑や就労、病気など、
親が抱えた問題が、子供たちに与える影響が大きいそうです。
「子どもが抱える問題=家族の抱える問題」なので、
家族の問題も、ひとつひとつ丁寧に整理していかなければ、
問題を解決・緩和することは出来ない、としています。
例えば、”盗みをする子供”は、
「家族の関わりや愛情を、欲しているのに満たされない」
のが原因とのことです。
その”寂しさ”を埋める関わりがなければ、
いくら叱っても諭しても、どれだけ約束しても
止めてあげることは出来ないと話されています。
引用:いのちとこころの情報サイト
「北九州少年サポートセンター」って何をするの?
堀井智帆さんが、勤務されている
「北九州少年サポートセンター」は、
少年問題に関する警察の専門職員である
「少年補導職員」が中心となって、
関係機関やボランティア団体などと連携して、
街頭補導活動、継続補導、少年相談、
広報啓発活動 などの幅広い活動を行っているそうです。
【サポート1】少年への支援活動
非行に傾きかけた少年や、いじめなどの被害を受けた、
少年及びその保護者に対して、少年補導職員とハートケアスタッフが
チームを編成し、支援活動を行っています。
【サポート2】少年相談
非行、交友、学校問題など少年に関する相談を受けています。
電話相談・面接相談の他、訪問相談も行っています。
【サポート3】街頭補導
街頭での喫煙、飲酒、怠学などの
不良行為に対して、声かけや指導を行っています。
【サポート4】広報啓発活動
少年の健全育成や非行防止教室などの
講演活動や街頭キャンペーンを
積極的に行っています。
電話相談/ハートケア北九州
相談日 月曜日から金曜日(祝日を除く)
午前9時から17時45分
電話:093-881-7830
引用:北九州市ホームページ
まとめ
少年育成指導官、堀井智帆さんが言及する、
子供たちの問題行動の原因を調べてみました。
最後まで、お読みいただきましてありがとうございました。